オススメの裏事情

打ち身・捻挫の湿布薬・塗り薬の裏事情

 おいお前ら、外皮用剤をなめんなよ!
外皮用剤の裏事情


打ち身・捻挫の湿布薬・塗り薬



湿布薬には、「冷感タイプ」と「温感タイプ」がある。

「冷感タイプ」にはメントールが多めに入っていて、作用機序は温感神経を 麻痺させるのか冷感神経を刺激するのかよくわかんねえけど、「熱さましシート」でも、この効果を利用している。


「温感タイプ」にはトウガラシから抽出したカプサイシンなどの、血行促進作用のある薬物が配合されている。

虫刺され用薬の『キンカン』にも配合されているよねトウガラシチンキ。


お客様の目の網膜には、「冷感」「温感」と正しく映っているはずなんだが、「感」の文字を脳味噌が認識しない方が多くいらっしゃるようです。

そのため、「この温湿布、貼った瞬間すげえ冷たいんだけどさ、不良品じゃないの?」と いうクレームにつながるわけで。


不良品はお前の脳味噌だ。


使い捨てカイロだって予熱してない限り開封直後の温度は保管してた場所の室温と同じだろがよ!


使う前に炬燵(←「こたつ」って読むんだぞ!)であっためてから貼れば済む問題だろ!!


日本はもうダメだと思った。


あのな、それは「温感タイプの湿布薬」であって、「温湿布」じゃねーんだよ!


「温湿布」ってのはな、自分で温めた湿った布を貼ることなんだよ、その辺の薬屋で売ってるようなもんじゃねーんだよ、ボケが。


これもゆとり教育&詰め込み教育の 成果ですか?


おめでてーな。


なお、温感タイプの湿布薬を貼った上からカイロ・ホットカーペット・炬燵(←「こたつ」って読むんだぞ!)などで暖めると皮 膚の血行が促進されすぎて腫れることもあるし、打撲直後で腫れあがっているときに温感タイプ を使用すると余計に腫れちまうんだよ!

だか ら添付文書くらいきっちり読めって言ってるだろ!!


また、インドメタシンとかフェルビナクが配合された、強力痛み止めタイプの製品の効能・効果には、

肩こりに伴う肩の痛み、腰痛、関節痛、筋肉痛、打撲〔だぼく〕、捻挫〔ねんざ〕、腱鞘炎〔けんしょう えん〕(手・手首・足首の痛みと腫〔は〕れ)、肘〔ひじ〕の痛み(テニス肘〔ひじ〕など) と書いてある。

「肩こりに伴う」というのが ポイントで、肩の痛みには効くけれども、肩こりそのものを解消するわけではないということだ。

臭い物に蓋をするだけで、臭いの元が消えてなくなるわけじゃねーんだよ。



そして、使用上の注意には、

1.次の人は使用しないこと

 (1)本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人

 (2)ぜんそくを起こしたことがある人

と書いてあって、過去にぜんそくを起こしたことがある人は全員使用禁止に なってるんですよ。


でも、他のNSAIDs(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs:非ステロイド性抗炎症薬)配合の解熱鎮痛剤・総合感冒薬の使用上の注意には、

1.次の人は服用しないこと

 (1)本剤による過敏症状(発疹・発赤、かゆみ、浮腫等)を起こしたことがある人。

 (2)本剤または他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。

などと限定条件が書いてあるのはどうしてですかカテジナさん!


また、クリーム剤とか液剤の使用上の注意には、「塗擦部位をラップフィルムなどの通気性の悪いもので覆わないこと」な どと書いてあるのはどうしてですかカテジナさん!

じゃあ湿布薬はどうなりますか?

薬剤濃度の関係なのか?


肘や膝に貼ったあと、剥がれないように上から覆うタイプの紙テープのオバケのような商品があるんだが、そんなもん紙テープで四隅を止めれば済むことじゃん、おめでてーな。

とか思うが、これが意外と売れる。


これだけ売れると収益源としてバカにできないの で、ロイヤルカスタマーのお客様(2割のお客様で8割の売り上げ)以外には秘密である。

バーゲンハンターは来なくてもいいです。

っていうか来るな!


また、剥がれないように上から覆うネットを一緒に購入されるお客様もいらっしゃいますが、そんなもん要らなくなったストッキングで代用できるじゃん、おめでてーな。

とか思うが、これも意外と 売れる。


これだけ売れると収益源としてバカにできないの で、ロイヤルカスタマーのお客様(2割のお客様で8割の売り上げ)以外には秘密である。

バーゲンハンターは来なくてもいいです。

っていうか来るな!


なお、不要なストッキングは先っぽをチョン切れば、洗濯機のゴミ取りネットの代用品としても使用できます。

マジおすすめ。


湿布薬の大きさに規格があるのかどうかは知らないが、官製ハガキよりちょっとだけ小さいのがメインストリームのようであるな。


お客様「この湿布薬の大きさってどんくらい?」

漏 れ「ハガキよりひとまわり小さいくらいですね。」(キャンペーンの応募ハガキを見せながら)

お客様「それじゃ大きいよ。もっと小さいのないの?」

漏 れ「ハサミで切ればいくらでも小さくできますよ。」

お客様「ハサミで切っても大丈夫なのかぁ!!」(驚 いた様子で)

漏 れ「Σ( ̄ 口 ̄;)!?」(言葉を失ったのでうなずいて返答)

「ハサミで切っても大丈夫なのかぁ!!」
「ハサミで切っても大丈夫なのかぁ!!」
「ハサミで切っても大丈夫なのかぁ!!」
「ハサミで切っても大丈夫なのかぁ!!」
「ハサミで切っても大丈夫なのかぁ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」

 日本はもうダメだと思った。

 「馬鹿とハサミは使いよう」って昔から言うだろ?(←少し違う)

 これもゆとり教育&詰め込み教育の 成果ですか?

 おめでてーな。


ちなみに、ほとんどの湿布薬・塗り薬には、有効成分が表皮を通過しやすいようにするための補助剤として、メントールが配合されています。

メントール入っていな いのなんてほとんどねーよ!って感じ。


なお、『タイガーバーム』をチンコに塗ると、とんでもな い事になります。

これは配合されている「チョ ウジ(スパイスのクローブ)油」という成分のためだと思われる。

『メンソレータム』とか『メンターム』は、たいしたことありませんでした。

危険だからマネすんじゃねーぞ!