オススメの裏事情

キズ薬・皮膚殺菌消毒薬 の裏事情

おいお前ら、外皮用剤をなめんなよ!
外皮用剤の裏事情



キズ薬・皮膚殺菌消毒薬


 詳細は専門家に 丸投げします。『新しい創傷治療』


小林製薬の『キズドライ』、よく売れてます。TVCMの 威力はストーンヘンジと同等である。



また、みのもんたとかあるあるの影響力はメガリスと同等である。


ただし使い方を間違えると大変だぜ。

 『知っていますか?こんな 危険 パウダースプレー式の殺菌消毒薬は、キズをひどくすることがあります!』国民生活センター(愛称:こくせん)


発売後にクレームを受けて商品パッケージのデザインが変わりました。
(クレーム直後は外箱にシールを貼って対応した。)


 たいへん愉快なページを発見したので直リンク ♪



それから、『マキロン』はキズ薬の代表格として認知されているようです。

その成分構成(処方)は、以下の通りです。


・マレイン酸クロルフェニラミン・・・・・・抗アレルギー性かゆみ止め

・塩化ベンゼトニウム・・・・・・・・・・・・・・・・殺菌剤

・アラントイン


そして効能・効果は、

切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒、痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒


ちなみに、虫刺され用の『ムヒS』に配合されている「ジフェンヒドラミン」という成分は、「マレイン酸クロルフェニラミン」と同系列のか ゆみ止めの成分である。

あまり関係ないが、睡眠改善薬の『ドリエル』にも「塩酸ジフェンヒドラミン」として配合されている(っていうかアレは単味製剤なんだけどな)。


昔のマキロンには神経を麻痺させる麻酔剤が配合されていました。
早漏をどうにかするために、マキロンをちんこに塗ったとか塗らいないとか。

麻酔薬が入っていないと嫌だというヒトは、『マキロンs』ではなく、ジブカイン等の局所麻酔薬が配合された「マキロンのパチモノ」を探すか、 小林製薬のマンコ用かゆみ止めの『フェミニーナ軟膏s』を利用しましょう。

「一秒でも早く!」の『ラナケイ ンS』は、チンコや傷に塗ることを前提とした薬ではないので、チンコやマンコに塗るのは避けた方が無難です。

ですが、上記のように軟膏を使用すると、コンドームが劣 化し、破れる危険性もある諸刃の剣、素人にはおすすめできない。

オカモトのコンドームの使用上 の注意事項にも、「膣内に挿入する坐剤、外部性器に塗布する軟膏などの医薬品やベビーオイル、マーガリン、ローショ ン、ハンドクリームなどと接触すると、コンドームが劣化し、破れる危険があります。コンドームの使用時には、これらと接触しないよう注意してください。」と書いてあるしな。


そうだ、この際だから薬に頼らず、コンドームを2重に装着するというのはどうだ?

おっかさん、あれ が二重橋だよ。

とか考えてみたが、2重にす るとゴム同士の摩擦で破れやすくなるそうだ。

ダメじゃん。


 625枚のコンドームを 装着した馬鹿実験←馬鹿に最敬礼。


また、「陥入爪・巻き爪で化膿 しちゃった」という理由で『マキロン』を買いに来るおねーちゃんが多いけど、陥入爪・巻き爪で 化膿ってのはな、大きなトゲが刺さって奥のほうで化膿してる状態だから、いくら表面に殺菌消毒剤を振りかけても無駄なんだよ!


なお、うっかり「人工爪を付けたり、ワイヤーで爪を広げて治す方法もあるみたいですね。」などと言ってしまうと、「どこの病院がいいの?」とか、「それっていくらかかるの?」とかいろいろ尋問されて大 変ウゼエ。

めんどくせえからそんな説明は一切せずに、「病院の外科で相談してくださいね。」とだけ答えるよ うにしています。

「外科」とはっきり言っておかないと、「病院の何科に行けばいいの?」などと聞いてくる馬鹿 がいるから困る。


眼科とか産婦人科とか精神科でそんなことやってくれるわけねえだろ!

どう考えても外科だろ?

形成外科なら多分やってくれるだろうけど、整形外科だと門前払い喰らうかもしれませんね。


こんなところで時間つぶしてねえでさっさと病院に行って 手術してもらえ!

そんな時間がない?

病院に行けない?

てめえの都合なんざこっちの知ったこっちゃねえんだよ!


ゼニにならねえ無料説明してる余裕はねえんだよ、ボケが!


※ 消毒用エタノールについて


『医療用医薬品の添付文書情報』医薬品医療機器情報提供ホームページで 検索して添付文書を読め。

薬局薬店で買える日本薬局方収載の「消毒用エタノール」「エタノール」「無水エタノール」は飲めるので、酒税が かかっています。

だからその分価格が高いです。

爆弾酒の原材料にもなります。

ロシア人にプレゼントする と喜ばれるかもしれません。


でもメタノール入りの燃料用変性アルコールとか消毒用の「イソプロパノール」は飲めない(ってゆうか飲んだら危険)ので酒税はかかっていません。

だから安いんです。


また、「70%の消毒用エタノールをくれ」と いうお客様が結構いらっしゃいます。

「「消毒用エタノール」という名前の商品ならございますが。」と答えて実物を見せると、箱やラベルには「本品は15℃ でエタノール(C2H6O)を76.9~81.4v/v%を含む(比重による)。」と書いてあるので、「病院で薬局には70%の消毒用エタノールが売ってるからそれを買えって言われたんだよ!こいつは76.9~81.4%って書いてあるじゃねーか!70%のものはねーのかよ!」な どと言われるので往生します。

大変困ります。


あのな、76.9~81.4v/v%ってのはな、容量パーセント濃度なんだよ!

重量パーセント濃度(w/w%)に換算すると70~75w/w %になるんだよ!


でもそのへんを説明しても理解できる客なんてほとんどいないし、 説明するだけ無駄なので、「無水エタノール70mlと精製水を30mlをご自分で混ぜてください」と、 半分騙して買わせるか、「大変申し訳ございません、当店では70%のエタ ノールは取り扱っておりませんし、取引している問屋さんにも取り扱いが無いので、お取り寄せすることもできません。

ですから、他のお店を当たってみてくだ さい。

お役に立てずに申し訳ございません」とか言って丁重に追い返すことになります。

ホントDQN対応は地獄だぜ、フゥ ハハハーハァー!!


※なお、70v/v%の「消毒用イソプロパノール(イソプロピルアルコール)」(IUPAC名は「2-プロパ ノール」)という製品も存在し、ちゃんと使用薬剤の薬価(いわゆる薬価基準:厚生労働省告示)にも収載されているけど、超超超超(以下65535文字略)ドレッドノート級のマイナー商品(環境省はレッドリストとレッドデータブックに 登録しとけ!)なので、入手困難なレアアイテムだったりする。

日本薬剤師会の基準薬局ですら〔消毒用アルコール=消毒用エタノール〕な状態(病院で使ってない→売れない→在庫を置かない)なので、常に店頭に在庫があるリアル薬局薬店はほとんど無い。

酒税がかかってないから値段は「消毒用エタノール」の約半額だし、消毒力(石炭酸係数)は「消毒用エタノール」の2倍あるから、 もっと見直されてもいいと思うんですが・・・・・・

あっ、わかった!

サリ ン合成の最終段階で使われる薬品だから、上からの圧力(笑)で流通が制限されているんだ(← 妄想)!!

医薬品のイソプロパノールは毒薬でも劇薬でもないので、取り寄せてもらった場合でも身分証明書や印鑑は要らないし、通販でも簡単に買えるみたいです。


また、超有名な大塚製薬の『オロナイン』ですが、ハンドクリームの代わりとして利用するお客様が多いようで、冬場になると一番小さな10g入りのチューブ剤が、メンタームメンソレータムと共に飛ぶようにビュンビュン売れます。