オススメの裏事情

坐剤の裏事情

おいお前ら、外皮用剤をなめんなよ!
外皮用剤の裏事情



坐剤(肛門,膣,尿道用)


坐薬とも言うが、決して座って飲むものでは無い。

勘違いすんなよ、落語じゃねーんだからよ。



ちなみに、食間とは、食事の最中ではなく、食事と食事の間の空腹時のことを言う。

こっちも間違えるんじゃねーぞ。




あいつのことか

ああ、知っている

話せば長い

古い話だ



知ってるか?

一般用(OTC)医薬品の

肛門用坐剤は3つに分けられる








この3つだ。



坐薬の基剤には、ちょうど体温で溶ける「カカオ脂」が使用されているのが一般的である。

痔の坐薬としては、やはりプリザとボラギノールが2大巨頭であり、他のメーカーはかなり押されている状況である。


大正製薬の営業マンから、「プリザエース」と「プリザエース軟膏」をダブルで販売する秘伝を伝授されたことがある。

その営業マン曰く、「若い奥様ご本人が痔に悩んでいるケースが意外と多いんです。

でも薬屋で自分の痔のことを相談するのも恥ずかしいから、「ダンナ が痔なんですけど・・・・・・」と、カモフラージュして買いに来るわけですよ。

そのときに、「プリザエースはCMでもおなじみなように、止まって治す坐薬なんですが、肛門周辺は狭いので、入れた後にちょっとお尻の筋肉を締めると、5センチから10センチくらいの奥のほうで止まって溶けるんです。

なので、プリザエースの坐薬を入れるときに、坐薬の頭にプリザエース軟膏 をソフトクリームのように乗せていただければ、スムーズに入 りますし、肛門周辺にも薬を塗ることが出来ます。」って言えば両方買ってもらえますよwwwwwww」というセールストークを展開すれば、かなりの高確率で両方買ってもらえるということであった。

実際やってみたら見事に売れたwwwwww



また、膣用の坐薬は「メンソレータム フレディCC膣錠」な どの、膣カンジダの再発治療薬が市販されている。


その他には避妊用膣薬の、「ネオサンプーンループ錠」な どが挙げられる。

「マイルーラ」はバシルーラされて消滅しますた。



尿道用の坐剤は、一般用(OTC)医薬品では見たことが無いなぁ。



坐薬のメリットは、肝臓による初回通過効果を受けないというところである。

全身作用を期待する薬物(例:お子様の解熱剤)が肝臓を通過することなく全身に回るので、内服薬よりもAUC(血中濃度曲線下面積)が大きくなる。

また、痔の薬の場合、患部をダイレクトに狙えるので、DDS(ドラッグデリバリーシステム)という、ちょっとオサレな言い方ができる。