オススメの裏事情

殺虫剤の裏事情

おいお前ら、使い方間違えると大変なことになるぜ。


殺虫剤の裏事情

燻蒸タイプの2大巨頭は 『バルサン』と『アースレッド』だな。
古来より使用されてきた「煙タイプ」も 根強い人気があるが、最近は可燃性の高圧ガスで 噴射する「霧タイプ」がトレンディ(死語) である。




「これって使い方は簡単なの?」と 聞かれれば、漏れは正直なので、

「寝具、衣類、貴金属、美術品、楽器などは、変色のおそれがありますので 直接煙が触れないように収納するか、ビニールシートや新聞紙でカバーをするか、部屋の外へ出してください。
食品、食器、おもちゃも同様に直接煙に触れないようにしてください。
食器棚の扉を開け て殺虫する場合には、食品と食器はビニール袋に入れて密閉してください。
犬、猫、小鳥、魚などのペット類や、植物は部屋の外に出してください。
小鳥、魚は2、 3日の間部屋に入れないでください。
カブトムシなどの昆虫は1週間は部屋に戻さないでください。
パソコン、ワープロ、オーディオ製品、コピー機などにはカバーをかけ、テープ、ディス クなどは専用ケースに収納してください。
大型コンピューターのある所では使用しないでください。

霧タイプは1時間~2時 間、煙タイプは2時間~3時間、部屋を締め切って家の外に出ていただく必要があります。
終わったら、換気を充分したあと、ダニやゴキブリの死骸など を取り除くために掃除機をかけてください。
煙タイプのものは、煙感知型の火災報知器に反応しますので、感知器にケムリが触れないようにビニール袋などで覆ってください。
温度感知型の火災報知器やガス警報器には反応 しません。
霧タイプのものは、ガス漏れ警報器に反応しますので、警報器をビニール袋で覆い、テープや輪ゴムですき間がないようにしっかり目張りをしてください。
それから、ゴキブリの卵は鎧を着ているので、殺虫剤が効きません。
ですから、3週間くらい後に、もう1度殺虫剤をまいて、孵化した幼虫を殺さないと元の木阿弥です。」
と答えますが、そうすると、「そんなに面倒なのか?テレビのCM では簡単にできるって言ってたじゃねーか!」などと文句を言われるんだよな。
民度が低いですね。
テレビのCMでそんなこと言ってたか?
「足で踏むだけ」とか「点線まで水を入れてセットするだけ」とは言ってるけど、「事前の準備は何一 つ必要ありません。使用上の注意は馬鹿でも理解できます。」なんて言ってねえだろ?
お前が勝手に簡単だと勘違いしてるだけなんじゃねえのか?
事前準備と戦後処理の煩雑さについては触れていないだけなんだよ、ボケが。
そもそもテレビのCMなんて、せいぜい15秒とか30秒だろ?
その限られた時間で商品を買ってもらえるように特徴をアピールしなきゃいけ ないし、CM枠を買うのにもカネがかかるんだから、「めんどくさいです よ」とか「手間がかかります よ」なんて言うわけねえだろ!
ボケが。
「うちはマンションなんだけど、火災報知器付いてるか な?」とか聞いてくる馬鹿もいるけど、お前の家がどうなってるかなんて知らねーよ、ボケが。
自分の家に火災報知器がついているかどうかも わからないのか?
日本はもうダメだと思った。
それから、「掃除機をかけてダニの死骸を取り除いてくだ さいね。」と言うと、「掃除しなきゃいけな いの?」とか言う馬鹿もたまにいます。
いやね、アンタがダニの死骸なんて気にしないとか言うんだったら別に掃除しなくてもい いんですがね。
あのな、殺虫剤は虫を殺す薬なんだよ、死骸まで消してくれるわけじゃねーんだよ、ボケが。
これも詰め込み教育&ゆとり教育の 結果ですか?
おめでてーな。
  

燻蒸タイプの殺虫剤を使用した殺虫作業は、おりこうさんな方にとっては簡単だけど、頭の不自由な知能指数の低い方にとっては、大変難しい作業だと思います。

 ちゃんと添付文書読めよ!
  

霧タイプの殺虫剤は、煙タイプの殺虫剤に比べて、噴射された薬剤粒子の直径が小さいから短時間で部屋の隅々まで行き渡ると いうメリットがあるんだけど、噴射剤(プロペラント)が可燃性のガスだから、使用中に近くで火花が 散ったりすれば、引火とか爆発とかの危険があるわけで。
  

また、千葉県の「いわし博物館」で、 地下からわき出たメタン・エタン等の天然ガスが文書収蔵庫に溜まって、爆発濃度に達したところで運の悪い職員が薫煙殺虫剤に点火したらドッカーン!と いう事故があったけど、「フタを取ってこするだけ」な煙タイプの殺虫剤を使っ たんだろうな。
アレは火薬の燃焼熱を利用し て薬剤を放出するもんだから、爆発性ふいんき(←なぜか変換できない)で使用するのは自殺行為なんだよな。
 
このとき、霧タイプの殺虫 剤を使っていれば、このディザスターは 回避できたと思われる。
静電気で爆発したかもしれないとかいうツッコミは無しな。


『ジクロル ボス(DDVP)蒸散剤の安全対策について』@厚生労働省

 「用法及び用量の制限や使用上の注意の記載により恒常的に曝露される状況を回避することが可能である」とか書いてあるけど、添付文書を読みもしないDQNなんて掃いて捨てるほどいるんだよ、ボケが。
 
つまり、厚生労働省は「添付文書をよく読んで、用法・用量・使用上の注意に忠実に使用する人」なら相手にしてくれるが、DQNはアウトオブ眼中ということであるな。

 自己責任バンザイ!!


『一 回使い切りタイプの殺虫剤の室内残存量を調べる 』国民生活センター(愛称:こくせん)
  


まあお前ら素人は、殺虫剤に頼らず、毎日キレイに掃除し て、虫の餌になるようなものをこまめに排除しろってこった。