オススメの裏事情

その他の外用剤の裏事情

おいお前ら、外皮用剤をなめんなよ!
外皮用剤の裏事情



その他の外用剤


口からゴクンと飲んで、胃や腸管から吸収させる内服薬と、ダイレクトに体に 注入する注射薬以外が、外用薬となる。



調剤薬局で調剤された 薬の袋には、内服薬と明確に区別するため、赤い字で「外用薬」と書いてあるはずである。

吸入剤


一般用(OTC)医薬品の吸入剤というのは見たことが無い。

多分無いんだろうと思う。

喘息のステロイド吸入は、吸入直後にうがいをしないと口の中にステロイドが残って口腔粘膜の免疫力が落ち、口の中がカビだらけになるから注意しろ。

でもメインターゲット部位である気管支がステロイドのせいでカビだらけになると言う話は聞いたことが無い。

不思議だなぁ。

変ねぇ、変よぉ。

変はお前だよ。




バッカル剤(舌下錠)・トローチ剤


一般用(OTC)医薬品でバッカル錠&舌下錠は見たことが無いが、禁煙補助薬のニコチンガム「ニコレット」が一番近い。

内服するのではなく、有効成分を口腔粘膜から吸収させることを目的とした製剤である。

医療用医薬品では、ニトログリセリン舌下錠が一番有名だと思う。

ニトログリセリンは硝酸エステルであり (ニトロ化合物ではない)、胃の中で加水分解するから内服できないんだよ!


トローチ剤は、日本薬局方において、
「トローチ剤は,通例,医薬品を一定の形状に製したもので,口中で徐々に溶解または崩壊させて,口腔,咽頭などに適用する製剤である.」と定められ ている。

最終的には唾液に溶けたものを飲み込むことにはなるが、内服による全身作用を目的としたものではないため、外用薬である。

ヴィックスメディケイテッドドロップもまた然り。



口腔内貼付剤



口内炎パッチ大正A」とか「アフタッチ」がある。